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食の文化祭フライヤー

皆既日食がきっかけに


 ただし現状は、皆既日食前後の一定期間はトカラ列島へは一企業のツアー客以外には入島制限が課せられるという異例の措置がとられ、そのために未来に繋がる文化交流事業も一切行えないという事態となっている。

 しかし、世界中から大きな関心が集まるこの皆既日食をきっかけに、トカラと都市をつなぐ「トカラ・食の文化祭 in 諏訪之瀬島」が始まり、そこに集まった人々に素晴らしい体験とビジョンをもたらし、トカラへの関心が高まっているのも事実であり、さらに皆既日食後もトカラで続けられる「祭り」へとつながる可能性や、トカラの文化・経済活動を持続的に活性化させる可能性も生まれている。

 2009年7月22日は、トカラの未来への希望が、次世代へ、そしてトカラを超えて拡がっていく、大きなきっかけとなっている。